緑内障診療・手術|大阪市住吉区 たかおか眼科クリニック|メディカルセンター長居

たかおか眼科クリニック
大阪市住吉区南住吉1丁目4-7 メディカルセンター長居2F TEL:06-6608-1000

緑内障診療・手術

緑内障とは

緑内障は目の奥にある視神経に障害が出て、見える範囲(視野)が欠ける病気です。

眼圧が高い方に起こりやすい疾患ですが、眼圧が正常範囲の方でも起こる可能性があります。40歳以上の20人に1人は緑内障と言われておりますが、かなり進行するまで自覚症状に乏しく、定期的なチェックが必要です。

緑内障の視野のイメージ像

房水と眼圧

目の中には房水と呼ばれる液体があります。房水は毛様体で作られ、瞳孔(瞳の部分)を通過し隅角から排出されます。房水は作られた量だけ排出され、目の中での量が一定に保たれるため、目の硬さ(眼圧)はほぼ変わりません(時間や季節によって多少変動します)。眼圧の正常範囲は10~21mmHgとされています。

緑内障の種類

原発開放隅角緑内障

房水の出口である線維柱帯が徐々に目詰まりし、眼圧が上昇します。ゆっくり進行していく慢性的な疾患です。

正常眼圧緑内障

眼圧が正常範囲(10~21mmHg)にも関わらず緑内障が発症、進行するタイプです。 緑内障患者の約7割がこのタイプで、特に日本人に多いことが特徴です。

原発閉塞隅角緑内障

隅角が狭くなり、線維柱帯が塞がれるため眼圧が上昇します。 急性と慢性があります。急性の場合、突然に著しい眼圧上昇が起こり、眼痛や頭痛、吐き気を催し、治療が遅れると失明するリスクがあります。(急性緑内障発作)

続発緑内障

外傷や手術、他の眼疾患によって目に炎症が起こったり、出血したりすると眼圧が上昇します。またステロイド剤の使用が原因となって眼圧上昇が起こることがあります。これらを続発緑内障と言い、原因となっている疾患を治療する必要があります。また、ステロイド剤が原因の場合は使用を中止します。

小児緑内障

以前は発達緑内障と呼ばれていた、小児期に起こる緑内障です。先天的に隅角が未発達であるために起こります。

緑内障の症状

急性の緑内障の場合は急激に眼圧が上昇するため、充血や眼痛、頭痛、吐き気などの症状が現れます。 しかし、他の慢性的な緑内障では自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに視神経が障害され、視野が欠けてきます。

早期発見・早期治療

自覚症状に乏しい緑内障にとって、最も大事なことは早期発見・早期治療です。
視野欠損の自覚がある方はもちろん、年齢が40歳以上の方、検診で視神経乳頭陥凹を指摘された方、家族に緑内障と診断された方がいる方などは緑内障の可能性があります。

一度障害された視神経を元に戻す方法はなく、狭くなった視野は元には戻りません。早期に発見し、治療を開始することで進行をくい止めることが重要になります。

緑内障の検査

眼圧検査

目の表面に空気をあてて測定する方法と、直接目の表面に測定器具をあてて測定する方法とがあります。緑内障管理のための重要な検査です。

眼底検査

視神経の状態を観察します。視神経には陥凹(へこみ)がありますが、緑内障の方はこの陥凹が変形し、大きくなります。

眼底検査

視野検査

見える範囲(視野)を測定します。
器械で測定する静的視野検査と、検査員が測定する動的視野検査があります。

ハンフリーの結果

OCT(光干渉断層計)

近赤外線を用いて、眼底の網膜の断面像を瞬時に描出する器械です。
緑内障では視野異常が出現するより前に、網膜の神経線維の厚みが薄くなります。
OCTは神経線維が薄くなっている事を明瞭に検出しますので、緑内障の早期発見に非常に有用です。

OCTの結果

緑内障の治療

緑内障の治療は病気の進行をくい止めるため、眼圧を低くすることが有効とされています。治療方法としては、まずは点眼治療から開始します。それでも緑内障の進行をくい止められない場合は、レーザー治療や手術を検討します。レーザー治療や手術も眼圧を下げるための治療法であって、失われた視野が回復するわけではありません。

点眼治療

眼圧を下げるためには、眼内の房水を減らす必要があります。緑内障治療に使われる点眼薬には、房水の産生を抑える作用の薬剤や、房水の排出を増加させる作用の薬剤があります。
治療はまず1剤の点眼薬から開始し、効果が不十分な場合は作用の異なる薬剤に変更したり、2~3剤を併用する場合があります。 眼圧を下げる効果の高い内服薬や点滴を使用する場合がありますが、全身的な副作用もあるため一時的にしか使用出来ません。

レーザー治療

急性緑内障発作の治療や予防のために、虹彩(茶目)にレーザーを当てて穴を開けることがあります(レーザー虹彩切開術)。そのほかの緑内障においては、線維柱帯にレーザーを当てて房水の流出を促進します(レーザー線維柱帯形成術)。
どちらも比較的安全で痛みもなく、入院の必要もありません。

手術治療

点眼治療やレーザー治療では十分に眼圧が下がらない場合、手術治療を選択します。 手術治療は房水の流出路の流れを良くする線維柱帯切開術と、房水を眼外に流出させるためのバイパスを作る線維柱帯切除術を主に行います。 最近は様々な新しい手術用アイテムが開発され、より安全に行えるようになりました。

① 線維柱帯切開術
房水の排出口である線維柱帯の目詰まりが原因で眼圧が上がっている場合、線維柱帯を器具や手術用の糸で切開して広げる手術です。
② トラベクトーム
線維柱帯切開術と同じ原理の手術で、トラベクトームという電気メスのような機械で線維柱帯を切開します。
③ iStent®(アイステント)
房水の排出路にチタン製のステント(小さな筒状のもの)を差し込むことで房水の排出量が増加し、眼圧が下がることが期待されます。 この手術は通常、白内障手術の際に同時に行われます。
アイステント
④ 線維柱帯切除術
房水を眼外に流出させるためのバイパスを作る手術です。上記の手術治療の中で最も眼圧を下げる効果があります。バイパスからの房水の流出量を安定化させるために、最近はエクスプレス®という新しい器具も開発され、選択肢の1つに加わりました。

サプリメント

緑内障治療サプリメント

緑内障治療をサポートするために、サプリメントも販売されており、当院でも取り扱っております。

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