抗VEGF治療
抗VEGF療法の適応疾患
- 加齢黄斑変性症
- 網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫
- 糖尿病網膜症による黄斑浮腫
- 病的近視による脈絡膜新生血管
これらの疾患の発症や進行にはVEGF(vascular endothelial growth factor 血管内皮細胞増殖因子)と呼ばれる物質が関係しています。このVEGFの働きを抑える薬剤を抗VEGF薬と言います。
抗VEGF療法はこの抗VEGF薬を眼球の中にある硝子体に注射することで、視力の改善を狙う治療です。通常、注射は4週間に一度の間隔で2~3回おこないます。その後は、経過をみながら注射を続けていくかどうかを判断します。
症状の程度や状態により、当院では複数の種類の薬剤を使い分けています。